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バーサーカー(Pathetic Grail:C)

Last-modified: 2017-07-17 (月) 19:20:47

バーサーカー

  • 真名:菊一文字則宗(きくいちもんじのりむね)
  • 身長:158㎝(仮)/体重:45㎏(仮)
  • 出典:史実?
  • 地域:日本
  • 属性:中立・中庸
  • 特技:切断、斬殺
  • 好きなもの:闘争、強い人
  • 苦手なもの:戦うことができない環境に放置されること
  • 天敵:ランサー
  • 筋力:B 耐久:C 敏捷:A+
  • 魔力:E 幸運:D 宝具:C

略歴

  • 真名は沖田総司の愛刀、菊一文字則宗。
    “無人島の聖杯戦争”において人見好一の流血を触媒に召喚され、彼をマスターと定め、戦いを繰り広げる。

  • 鎌倉幕府打倒を目指す後鳥羽院が諸国の名工を集め刀を打たせた。中でも正月番の備前一文字派の則宗は、皇位の紋たる十六花弁の菊紋を銘に入れることを許されたという。その特別な刀こそ、菊一文字則宗である――という伝説を残すのみで、菊紋の入った則宗の作刀は現在確認されていない。沖田総司が所持していたという伝承についても、室町期より高級な贈答品とされてきた則宗の作刀を汚れ仕事を請け負っていた新撰組の隊士が手に入れることは考えづらく、後世の創作によるところが大きいとされる。

  • だが、彼女にとっては幕末最強の剣客に握られ共に戦ったことこそが唯一絶対の歴史(ものがたり)であり、その真偽など些末なことであった。沖田総司という使い手に巡り会えた喜びと、沖田総司と共に折れるまで戦い抜くこと叶わぬまま刀としての役割を終えてしまった絶望が彼女の全てであり、“もう一度主と戦い抜く”という願いのため自ら妖刀へ堕落することにさえ躊躇はなかった。

  • 故に彼女は自らを振るう。美しい見世物になるためではなく、切って殺すための道具として産まれてきた自分の全存在を満たすため。血に塗れて、汚れ錆び折れ朽ちるそのときまで――

  • 彼女の仮初の体は、固有スキル『夢幻仭』によって英霊の座から転写した沖田総司の忠実な複製体であり、その天才的剣術の全てを再現可能。

  • 加えて「狂化」によるステータス上昇、転写した肉体そのものは病に侵されているものの「沖田総司は病弱」という大衆認識とは切り離された存在であるため「病弱」スキルへの耐性が向上している等、単体での格闘性能だけならば本家を脅かしかねないほどの力を秘めている。

  • とはいえ新撰組の隊士ではないことから、「誓いの羽織」「誠の旗」といった宝具の使用はできず、良くも悪くもその剣術をもって正面から圧倒する以外の勝ち筋を持たないことが弱点。また、「道具」という概念に対して特攻能力を持つ相手は天敵となる。

人物

  • 紅の和装に身を包んだ、薄い桜色の髪が特徴的な美少女。しかして正体は、その腰にある美麗な日本刀が作り出した幻像であり、刀こそが英霊としての本体である。

  • “モデルにした本来の持ち主”の性格が反映され、丁寧な喋り方と穏やかな物腰で、バーサーカーとは思えない理知的な言動を見せる一方、ひとたび戦闘となれば血に餓えた狂犬の如き苛烈さで、敵と判断した全てを切り伏せる。
    持ち主であった剣士はあくまでも仕える主のため、仕事として冷徹に剣を振るっていたのに対し、彼女にとっては闘争こそが存在理由であり、人殺しを楽しんでいるかの如き狂気的な戦い方をする。

  • もっとも無差別に殺戮を行うわけではなく、あくまで主と定めた相手の命令に従い、必要な範囲での戦闘を行う。これは、ある意味当然のことではあるが彼女は自身を「人殺しの道具」と認識しており、道具に意味を与えるのは持ち主でなくてはならないという、彼女なりの線引きによるもの。

  • あくまで道具であるため、人間に尽くそうとする一方で、心理的にはある程度の壁を作ろうとする傾向にあり、モデルの人間と比べるとやや慇懃無礼な印象を受ける。

スキル

クラス別スキル

  • 狂化:A+
  • 霊格:C

保有スキル

  • 心眼(偽):A
  • 縮地:B
  • 病弱:C
  • 夢幻仭:―

夢幻仭

  • ランク:―
    • 一振りの刀である菊一文字則宗が英霊として力を振るうために会得した固有スキル。切り伏せ血を啜ってきた多くの魂を糧に、自身を握っていたとされる人間の記録を英霊の座から写し取り、顕現した仮初の肉体を人鞘として自在に操作する。

    • この肉体は刃に写っていた鏡像を元に形成されているため、刀身に姿が反射しない。そこに在りながら実像を持たない体は、魔剣である本体も含め魔力の塊のようなものであり、彼女の攻撃を受けると「まるで魔術に撃たれたような」感覚に襲われることとなる。

    • また、「実際の持ち主が誰であったのか歴史的には判然としていない」特性を利用して、菊一文字を持っていた可能性があれば別の人間の姿を形どることも可能。代表的な変身候補は新撰組を会津藩預かりとして受け入れた直属の上司たる松平容保や、刀鍛冶則宗に菊の御紋を銘に使うことを許した人物である後鳥羽院。彼らに姿を変えている間はCランク相当のカリスマを得る。

    • ちなみに彼女が理性的に振舞うことができるのは、“本体”が狂化された後にこのスキルによって後付けで理性が付与されているため。
      バーサーカークラス最大のデメリットを克服している一方、あくまで刀が狂化の対象であるため、一部ステータスは狂化の恩恵を受けていない。

宝具

無明三段突き(むみょうさんだんつき)

  • ランク:―
  • 種別:対人魔剣
  • レンジ:
  • 最大補足:1人
  • 由来:むみょうさんだんつき。
    稀代の天才剣士・沖田総司が得意としていた秘剣「三段突き」。
    超絶的な技巧と速さが生み出した、必殺の「魔剣」。

  • 「平晴眼」の構えから“ほぼ同時”ではなく、“全く同時”に放たれる平突きで、放たれた「壱の突き」に「弐の突き」「参の突き」を内包する。
    放たれた三つの突きが“同じ位置”に“同時に存在”しており、この『壱の突きを防いでも同じ位置を弐の突き、参の突きが貫いている』という矛盾によって、剣先は局所的に事象飽和を引き起こす。

  • 事実上防御不能の剣戟であり、また結果から来る事象飽和を利用しての対物破壊にも優れる。効果範囲こそ狭いものの、命中個所は「破壊」を通り越して刳り貫いたように「消滅」するほど。(TYPE-MOON Wikiより)

  • オリジナルと比べると「病弱」によるダメージは少ないが、刀自体に負荷がかかる技であるため、結果的に使用後は吐血する。

夢猫死(むびょうし)

  • ランク:―
  • 種別:対人魔剣
  • レンジ:
  • 最大補足:1人
  • 由来:むびょうし。
    稀代の天才剣士・沖田総司が病床の身で猫を切ろうとして叶わなかった逸話。
    菊一文字が最後の最後で猫を切り損ねた無念から編み出した、燕を切るための秘剣ならぬ、猫を切るための秘剣。

  • まず上段の構えを取り相手に上からの攻撃を意識させたところで瞬間的に地面に這い蹲るかのように低く体を屈め、相手の足元に横薙ぎの一閃。相手がそれを避けるために跳躍したところで剣先で円を描くように体を錐揉み回転させ、空中で逃げ場の無い相手を切り捨てる。

  • 敵の前で寝ているも同然の姿勢になってしまうため、刹那の隙も晒すことなく連撃を行わなければ反撃をもろに食らってしまう危険な技だが、沖田総司の体に刻み込まれた超絶技巧により、恐るべき殺人剣術として完成されている。

影打・菊一文字則宗(かげうち・きくいちもんじのりむね)

  • ランク:C
  • 種別:対刃宝具
  • レンジ:0
  • 最大補足:一振り
  • 由来:かげうち・きくいちもんじのりむね。
    刀匠則宗が幻の作刀。
    本体である刀そのものが重大な損壊を受け霊核の維持が難しくなった際に、刀匠の元に残される影打の菊一文字則宗と入れ替わることによって霊核を再構成する、いわば一度だけ蘇生できる宝具。一度の戦闘では一回使うのが精々であるが、戦闘後しばらく休養するか多くの血を啜ることによって自己回復し、元の真打に戻ることができる。

  • また、影打にも夢幻仭による霊基の転写は可能だが、霊核を持たないために動くことはできず、それ単体ではせいぜい精巧なマネキンとして囮に使うくらいしか使い道は無かった。

此処に、唯一の殺意(アンリマユ)

  • ランク:E+
  • 種別:対刃宝具
  • レンジ:0
  • 最大捕捉:一振り
  • 由来:アンリマユ。
    アサシンの宝具、『この世、全ての殺意(アンリマユ) 』。
    アサシンの『この世、全ての殺意(アンリマユ) 』によって殺意に飲み込まれた後、「殺意とは個々の心に宿る代えの効かない唯一の感情であり、その全てを包括し上塗りする力など存在しない」と定義する事によって支配を振り切り、断ち切った末端部分を無理矢理自分のものとした擬似宝具。

  • 展開するとアサシンと同じ黒い葉脈のような紋様が右の横顔から右腕にかけて広がった後、生き物のように紋様が移動して刀身の表面を覆う。

  • 使用中は霊基への多大な負荷と引き換えに殺傷能力が向上するが、その真価は、影打・菊一文字則宗(もうひとりのじぶん)に殺意を伝播させることで、『敵を殺す』という唯一つの命令を実行させることができる。すなわち、一撃の間バーサーカーが二騎同時に顕現するという奥の手が使えるようになる。