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キャスター(Pathetic Grail:C)

Last-modified: 2017-07-17 (月) 17:34:59

キャスター

  • 真名:エドワード・ゴーリー
  • 身長:変動する
  • 出典:史実
  • 地域:アメリカ
  • 属性:中立・中庸
  • 特技:――
  • 好きなもの:バレエ・猫
  • 苦手なもの:旅行
  • 天敵:ヘリアム・グロウディー、アサシン
  • 筋力:E 耐久:E 敏捷:E
  • 魔力:D 幸運:D 宝具:E

略歴

  • 本名エドワード・セント・ジョン・ゴーリー。1925年新聞記者の父と、ゴーリー本人をして類まれなる絵の才能を持つといわしめた曾祖母を持つ絵本作家。
    デリケートで神経質な線によって描かれた挿絵と詩的な文章が織りなす、妖しくも美しい作風で多くのファンを持つ。
    決して魔術師ではなく、さりとてサーヴァントになるにはあまりにも時代が近すぎる人物。それもそのはず、そもそも今回召喚されたキャスターは極めて不完全な環境によって召喚されたが故に、正式なサーヴァントではないのだから。

  • 今回の聖杯戦争の仕掛け人、ヘリアム・グロウディーは聖杯そのものに細工を施し、まともなキャスターが呼ばれず、なおかつ最初に呼び出されるサーヴァントとなる環境を用意した。
    そこに船の事故に巻き込まれた姫宮依乃が聖杯に願いを託すことによって、今回のキャスターが現界したのだ。

  • 彼に限りなく近くとも、彼本人ではない。その霊基はシャドウサーヴァントのそれに近く、いつ崩壊してもおかしくないところを、聖杯のバックアップと426人もの人間を同時にマスターとすることで、存在を支えている。
    まともな宝具も使えず、ステータスも半死人。それでもなおサーヴァントとして426人を救うために戦うことを決めた。

人物

  • コートを着た長身の男性。顔は影のように黒く塗りつぶされ、その表情を窺い知ることはできない。生前は毛皮を愛用していたが、晩年の彼に倣ってか若いころの姿でも毛皮は身に着けていない。
    その人物像は多くの謎と矛盾に満ち、「インタビューなどで本当のことを語っていることの方が少ない」と自ら公言するほど天邪鬼。さりとて人間嫌いというわけでもないらしく、多くの友人に恵まれていた。

  • 自身を「変わり者の部分とそれを演じている部分は確かに在るが、それも自覚の内であり、作りもののペルソナがあるだけだ」と評し、「芸術家」などの一つの言葉で定義されるのを好まなかったという。

  • そんな彼が公言して憚らない信念がある。それは「人生は例外なく無意味であり、命に価値はない」というもの。その後には「人生の意味などというものを探す奴からおかしくなっていく」と続き、それを聞いた者たちは皆、厭世家の彼らしい発言だと苦笑したという。

  • だが、この発言の本質は決して人間を突き放すためのものではなく、その逆にある。
    これは、人間が持つ無限は、定義出来得る「意味」や「価値」ごときには決して捕らわれないのだという、強い信頼と理解からくるゴーリー特有の信念からくるもの。
    彼は信じている。自由なる人間が持つ可能性の美しさは、その人間本人にすら否定できるものなどではないのだと。だからこそ、彼は主張し続ける。苦しい人生を生きる誰かに向けて「君の人生における苦悩に意味はないよ。ましてやそこに価値なんて」と。

スキル

クラス別スキル

  • 霊格:E
  • 道具作成:――
  • 陣地作成:――
  • 単独行動:C

保有スキル

  • 評価否定:C
  • 厭世家視点:B
  • WYSIWYG:A
  • 多重現像:EX

評価否定

  • ランク:C
    • 誰かに評価され、定義づけされることを極度に嫌うゴーリーの在り方を表すスキル。
      それはサーヴァントのクラス分類にまで及ぶ。シャドウサーヴァント化している影響で本来キャスターが持つべきクラススキルを失っている代わりに、他のサーヴァントが持つクラススキルをCランク以下で習得できる。

厭世家視点

  • ランク:B
    • 世を嫌い、価値を見出さない者の視点。既存の評価・価値基準に捕らわれずに物事の本質だけを見極める力。
      あくまでゴーリーはこの視点で物事を俯瞰しているのであって、彼自身が世を嫌っているのではない。あくまで世界は愚かなものと断じた上で、それそのものを好んでいるのだ。人間観察とは似て非なるスキル。

WYSIWYG

  • ランク:A
    • ウィジウィグ。“あなたが見たまま、そのまま”を指す言葉。彼の作風を端的に表した文言。
      それは彼という人物そのものにも当てはまる。賢者の問いには輝かしき答えを。愚者の問いには簡潔かつ明瞭に。その人生は相対した人間への最適の対応を約束するスキルと昇華された。

多重現像

  • ランク:EX
    • シャドウサーヴァントになったことによる弊害であり、恩恵。自己という存在が不明瞭なため、いつ消滅してもおかしくはないが、その分マスターへの魔力負担は極めて小さい。
    • それは転じて、自身の霊基を限りなく希釈することでの分裂を可能とした。自己が不明瞭ということは、どれだけ増えたとしてもそれはゴーリー本人にはなりえない。その結果「自分と同一の存在が増えることへの忌避感」というものが生じず、「エドワード・ゴーリーのようなもの」を多数現界させることになった。これはゴーリー自身が数々のペンネームを用いて活動していたことも影響しているのかもしれない。
      426人のマスターがイメージする「キャスター」の数だけ、分裂が可能。

宝具

謳い踊れ、黄金の果実(ジャール・プチーツァ)

  • ランク:D-
  • 種別:対軍宝具
  • レンジ:10
  • 最大補足:13人
  • 由来:ジャール・プチーツァ。
    本来はライダー……コシチェイが持つ城の宝具。聖杯の一部となった姫宮依乃がライダーの召喚時に知名度の問題で使えないものと詐称して掠め取ったもの。聖杯の力で改造され、作中では学校として扱われていた。その為ランクと効力は大幅に下がっている。

  • 本来の性能は、内に閉じ込めた者たちを城の内部にある黄金の果実に釘付けにし、踊り狂わせるというもの。
    またこの城の内部にいる限り、六重封印とは別にコシチェイはさらなる不死身の力を得、敗北の軍勢はその名を勝利のものへと変える――はずだった。

髄脳小冊(エンカイリディオン)

  • ランク:E
  • 種別:対人宝具
  • レンジ:1
  • 最大補足:1人
  • 由来:エンカイリディオン。
    ゴーリー作品の集大成。精神に訴えかける「不安感」の発露。
    色彩の失せたモノクロの空間に閉じ込め、「その光景に何を感じたか」を答えとして出せなければ出ることのできない空間への強制転移、ゴーリーデザインの奇妙な生き物たちの召喚、詳細不明の万能薬の使用、数多く描いたアルファベットブックに当てはめた事象を引き起こすなどの、作家系サーヴァントとしての標準的な宝具。