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アサシン(Pathetic Grail:C)

Last-modified: 2017-07-17 (月) 17:32:22

アサシン

  • 真名:凶器/狂気
  • 身長:???/体重:???
  • 出典:――
  • 地域:――
  • 属性:中立・狂
  • 特技:――
  • 好きなもの:――
  • 苦手なもの:――
  • 天敵:人間
  • 筋力:E 耐久:E 敏捷:A+
  • 魔力:C 幸運:E 宝具:EX

略歴

  • 原初の時代。あるヒトは棒を手に持ち、それを振るった。何のために?
    またあるヒトは石を手に持ち、それを投げつけた。何のために?
    ――決定(きま)っている。理解(わか)っている。認識()っている。
    殺すためだ。
    ヒトは何かを殺し、糧としなければ生きられない生き物だ。それは悲しいことだけれど、自然の摂理の範疇だ。
    だからこそ、弱いヒトたちは自分たちより強い者を糧とするために武器を求めた。

  • だというのに。
    あるヒトが、別のヒトに武器をむけた。そして、あっさりと死んでしまった。
    ――殺してしまった。
    その瞬間武器は武器ではなくなった。
    武器はヒトがヒトを殺すための凶器となった。ヒトがヒトを殺したいと願う感情――殺意というものが生まれた。

  • ヒトはそこで止まらなかった。殺すために必要な技術を磨いた。殺すために必要な要素を練った。殺すために必要な世界を整えた。
    そして、殺すために必要な武器を産み出し続けた。
    このサーヴァントはそんな研鑽の歴史が落とした影だ。
    あらゆる殺意を知るが故にあらゆる殺人を許容し、
    あらゆる殺人を知るが故にあらゆる凶器を理解し、
    あらゆる凶器を知るが故にあらゆる殺意を表現する。

  • その武器を用いれば人格を蝕むという呪い(言い訳)を、
    その武器には自我が宿るのだという畏れ(憧れ)を、
    その武器は人に変ずるのだという()を殻に被り、
    かくして人類史の負の影はこの異常な聖杯戦争において暗殺者のクラスに据えられた。即ち「この世、全ての殺意」と。

人物

  • 人間が「殺意を持って武器を使う」という行為そのものがサーヴァントとして現界した姿。故に固有の姿はなく、相対した人間、あるいは「その武器を持つに相応しい人間」の姿を取る。

  • 殺人のために使用されたすべての武器を内包しており、その使い手の記憶を引き摺り出すことで、ステータスや戦闘技術をも模倣する。
    模倣した武器そのものであるともそうでないともいえる状態であるため、宝具の真名解放を行えるかどうかは半々といったところ(心悪しきものには使えない聖剣などはその影響が如実に表れる)。
    条件さえ整えば神造兵装を模倣することも可能だが、サーヴァントとしては極めて不安定な存在のため、確実に霊基が自壊する。

  • あらゆる感情に殺意を持って応え、あらゆる命の生存を許さない。なぜなら人間がそうあれと望んだが故に存在できるサーヴァントだからだ。だからこそ、これと戦うものは否応なしに自身が抱く殺意の醜さとも向き合い、戦わなければならない。それが自分の人生の否定になってしまうとしても。

  • 真の意味でこれに勝利するものがいるとすればそれは、決して殺意を抱かず、武器を持たず、慈悲の心を持って誰かの殺意に向き合うことができる存在だけだろう。

スキル

クラス別スキル

  • 気配遮断:―
  • 霊格:E

保有スキル

  • 忘却補正:A
  • 無機の外殻:EX
  • 精神汚染:A
  • 共感的理解(偽):A+

忘却補正

  • ランク:A
    • 人々は多くを忘れただろう。しかし、その手にあった凶器はすべてを覚えている。すべてを記憶している。
      誰を殺したのか。何の意図で殺したのか。どのような手段で殺したのかを。
      その記憶は最適な手段で所有者を殺害へと導く。本来はアヴェンジャーのクラススキルだが、その特殊な在り方から何の劣化もせず所有している。

無機の外殻

  • ランク:EX
    • このサーヴァントは人ではない。正しく英霊として認知されているものでもない。正しく「道具」である。
      そのため無機物の姿を取っている限り、誰もそれがサーヴァントであるなどとは認識することはない。本来アサシンが持つ気配遮断スキルを兼ねる。

精神汚染

  • ランク:A
    • 精神が錯乱していることを表すスキル。他の精神干渉系魔術をシャットアウトできるが、同ランクの精神汚染がされていない存在とはまともな意思の疎通が不可能となる。
    • このサーヴァントはあらゆる残虐行為、「殺人」を許容し、奨励する。

共感的理解(偽)

  • ランク:A+
    • 他者の感情に寄り添い、あたかもそれを体験したかのごとく、あるがままに理解するスキル。
      かつて誰かが抱いた殺意を理解し、その殺意が積み上げた技術を模倣し、その殺意を戦闘で発散するために使用される。人の感情から生まれたサーヴァントであるため、これは誰よりも人の負の感情を理解している。それが、自身の経験から来るものでなかったとしても。

    • このスキルと忘却補正を組み合わせることによって、ただの人間であってもこれの能力の影響下にあるものはサーヴァントにすら致命打を与え得る。
      また、このスキルと精神汚染を組み合わせることによって、自身の汚染を他者に逆流させることも可能。

宝具

この世、全ての殺意(アンリマユ)

  • ランク:EX
  • 種別:対人宝具
  • レンジ:1
  • 最大補足:1000人
  • 由来:アンリマユ。
    人類が抱く殺意そのもの。歴史上用いられた数多の武器に染み込んだ血と怨嗟の塊。
    あらゆる殺人に使われた武器と使い手、その被害者記憶の集合体であるアサシンという存在そのもの。本来『この世、全ての悪』が抱いている悪性の一感情を極限まで煮詰めたもの。

  • アサシンはこの中に納められた記憶に共感することで、あらゆる武技を使いこなす。この疑似的な投影ともいえる現象のおかげで、使い手のステータスすらも一部写し取ることが可能となる。

  • また、この記憶を赤黒い血のような形で顕現させ、他者に浴びせかけることで相手の人格を膨大な殺意で塗り潰し、殺人鬼に仕立て上げることも可能。
    しかし、人間の感情に共感しなければ記憶を映し取ることも、押し付けることもできないため、「殺意を持たずに武器を振るったもの」の記憶は使えず、「殺意というものを抱かず、理解もできないもの」に対しては一切の効力を発揮できない。